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キシリトールについて

2024/02/09
予防・メンテナンス

キシリトールについて

こんにちは。歯科衛生士の中山です。　

暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きますね。

今回はキシリトールについてお話します。

そもそもキシリトールとはどのような物かご存知でしょうか？

キシリトールとは、糖アルコールの１種で、主に白樺の幹やトウモロコシの芯を原料としてつくられた安全性の高い天然素材の甘味料です。イチゴ、ほうれん草など多くの果物や野菜にも含まれています。
糖アルコールの中でも特に甘味が強く、砂糖と同程度の甘さですが、カロリーは砂糖の７５％と低カロリー甘味料になります。

砂糖の場合、糖をエサにミュータンス菌が酸を作りだします。

その酸によって歯のエナメル質が溶かされて虫歯が出来てしまいます。

一方、キシリトールの場合は、虫歯のもととなる酸が発生しません。

また、ミュータンス菌はキシリトールを体内に取り込むことで、エネルギーを消耗して活性が弱まり菌の数も徐々に少なくなります。

一番効果的に摂取するタイミングは、毎食後と就寝前の歯磨きをした後が効果的です。

（効果があるのは、キシリトール50％以上を配合したガムかタブレットに限ります。）

ただし、あくまでもキシリトールは虫歯予防の補助的なものです。

キシリトールを取っているからといって、虫歯にならないという訳ではありません。

日常のブラッシングやメンテナンスがとても大切です。

キシリトールの選び方など分からないことがあれば何でも質問してくださいね。

歯や口のお悩み・症状は、お気軽にご相談ください。
杉デンタルクリニック
〒657-0051
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